「あんなふうに大きな声を出して、楽しく一日が始められたらいいですね」
1年生の教室からあふれでる元気な声を職員室で聞いていた楠久信稔先生が職員室でおっしゃっていました。先輩教師から学ぼうという気持ちが嬉しいです。
下の写真を見てください。これは、ある子が机の上で作業をしている途中の算数プリントです。黒板には絵梨香先生が「め」に丸をつけて、子ども等にモデルを示しています。ですから、このプリントをよく見ると、黒板と同じように「め」に丸が2つ付いていますね。
上の写真は、「め」に丸をつける作業と「なまえ」に自分の名前を書いた子ども等が、絵梨香先生に見せにいって、花丸をもらっている場面です。保育園で、じっと座っている時間が短かった子ども等には、立って活動する時間を作ってあげることで、無理のない時間を過ごさせることができます。さすが絵梨香先生です。「居心地の良い教室」をつくることができています。
この後、花丸をもらった子どもたちは、問題に答えます。「前から4人」全部を〇で囲んでしまう姿が見られます。良い間違いです。そこで、先ほど「なんで『め』に丸をつけたのか」を考えさせます。子どもは、目をぱっと開いて「あっ」と言います。「4人目」の人、一人だけを丸で囲みなおします。「分かる授業」「楽しい授業」が、絵梨香先生の一工夫で実現しています。
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