令和7年2月2日の鹿島市SAKURASです。この日は、鹿島市PTA活動・市少年の夢合同発表会が行われました。ステージで堂々と発表している北鹿島小学校代表の6年生児童です。その時の、発表原稿を紹介します。
『将来の夢』 北鹿島小学校 6年
みなさん、本を読むことは好きですか。 「小説って読むとのめんどくさか。」と思ったことはありませんか。ですが、私はこう思 います。 「小説は、言葉によって想像を豊かにし、笑顔にしてくれます。だから、小説家になり たい。」 こう思ったきっかけは、六年生の夏におとずれました。SNSでよく見るポエムというも のです。ポエムだけがのっている本だと思って、キラキラと輝いている本を手に取ると、 思いもかけず長い小説もついていました。しぶしぶとページをめくってみると、いつのま にか本にすいこまれるように、あっという間に読みおわっていました。それから他の小説 も読み始め、今では夢中になって読み進めています。 「外国語は、『うれしい』という意味の言葉が一つか二つぐらいしかありません。ですが、 日本語は『胸が高まる』や『胸いっぱい』と表現方法がはば広くあります。自分の思い を的確に伝えることができるのですてきですよ。」 物語を書いている時の私の心の中には、いつもこう言ってくださった担任の先生がいます。 先生のおかげで言葉のおもしろさや無限の広がりを知りました。 私が小説家になったら「一つ一つの表現で読む人を笑顔にさせたい」この目標を達成し て多くの人にたくさんの言葉で感動させ、笑顔になってもらいたいです。 小説家になるために、今、努力していること。それは、物語を書くことです。一冊のノ ートの中には、たくさんの宝石のような言葉でうめつくされています。私の宝物です。 もうすぐ小学校を卒業し、中学校に入学します。新しい環境や勉強、部活動で忙しくな るかもしれません。ですが、初めて小説を読み言葉のもつ力に気づいた感動を、一時も忘 れずにいっしゅんいっしゅんを輝かせて生活していきます。 もちろん、たくさんの小説や本にかこまれながら。
これは、発表を終え、鹿島市教育長 中村和彦 様から、賞状をもらっている場面です。後ろにいる観客の中には、応援にかけつけた担任の中島絵梨香先生や同級生の子等もいます。会場には、川柳の部で入賞した子等の作品も短冊で掲示してありました。
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