【追加情報 4年生児童の作文】
私の最初の命が0.1mm、そんなに小さいのに、9年たった今、何十cmも身長がのびたんだと思いました。0.1mmの命が子宮で大きくなったのもびっくりしました。小さい時のことはおぼえていないけれど、この話を聞いて、思い出せたらなぁ、と思いました。私の友だち、クラスの人たち、大人の人、みんながとてもすごーーーーーーい力を持っていることが分かりました。赤ちゃんは何も考えられないと思っていたけれど、今の私より頭がいいんじゃないかとびっくりしました。羊水、へそのお、たいばんが協力して生まれてこれる。いろんなことが知れてよかったです。命の力が、とてもすごいと思いました。
令和6年10月24日(木曜)の体育館には、4年生、5年生、6年生が集まりました。
助産師の仕事をしておられる宮永奈々美先生(あまがせ産婦人科勤務)の「命の授業」を受けるためです。
事前に子どもたち一人一人に「ハートの形」の紙が渡されていました。そのハートの形の紙には、針でついたくらいの小さな点がついています。「見つけましたよ」という人が手を挙げて、奈々美先生に教えている場面です。
奈々美先生が手に持っておられるのは、女性の骨盤模型です。赤ちゃんが20時間かけて産まれる様子を説明されている場面です。「なぜ、わたしたちは生まれてくることができたのか」奈々美先生の問いに授業の最初では「おかあさんのおかげ」という子ども等の声が多かったです。もちろん、母親や家族の協力は必要ですが、一番頑張ったのは自分自身。「自分の力を精一杯使って、砂つぶのような大きさから赤ちゃんの姿になるまで自分で成長した」「だれもやりかたは教えてくれなかったけど、生きるために自分で頑張って骨盤を通り抜け、生まれ出てきた」「だから、自分の命を自分の好きなように使って良い」というようなお話を聞きました。
最後に出産シーンのビデオを視聴しました。わたしたちは、生まれてきた瞬間から、周りの人を喜ばせている、周りの人から抱きしめられたり、声をかけられたり、目を見つめられたりして生きている、ということを学びました。
心に残る授業になりました。奈々美先生、有難うございました。
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