パソコン室での6年生の算数科の授業の様子です。この時6年生は二つのグループに分けられ、教室では岩永裕子先生(担任)が、パソコン室では墨崎希望先生(算数科少人数指導担当)が授業を行っています。
真ん中の写真は、ある子どものノートです。黒板(ホワイトボード)には「問題 1dlで6分の5㎡ぬれるペンキがあります。このペンキ2dlでは、何㎡ぬれますか?」「6分の5×2」と書いてあります。この課題を解決するために子ども等は、問題を図に表現して答えを求めようとしているのです。だれかが頑張って発表する、のではなく、一人一人がノートに図を描いて考える作業をしています。現在、北鹿島小学校では、先生や友だちの説明を「聞く」という受け身の学習スタイルから、どの子も自分で手を動かして「作業」をする、という自己解決型の学びのスタイルに転換しているところです。作業が進まない子の様子を希望先生は見逃さないで、その子の席に行ってアドバイスをしています(一番下の写真)。左側の女の子も心配して、見ています。先生だけでは個別の指導が間に合わない時には、子どもたちどうしの教え合いをさせることもあります。
北鹿島小学校では、子どもたち一人一人が「分かる」授業、「できたから楽しい」授業を受けられるように、1年生から6年生までの算数科の授業を二人の教師できめ細やかに行える体制をつくっています。家庭では、子ども等の努力したノートを見て、大いにほめてください。家庭と学校とで子ども等のやる気を育てていきたいと思います。
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