皆さんは、学校帰りにだれかの荷物を無
理やり持たせられたことはありませんか?私は、友だち4~5人でじゃんけんをして、負けた人が荷物持ちする遊びをしていたら、あんまりじゃんけんが弱いので、よく荷物を持つことになり、それを見ていた人が、家の親に「なおとくんがいじめられよるかもしれん」と言っていただいた思い出があります。
これは、中央の持たせられる子の役の女性が、左の自分の荷物を持たせる役の子に対し「嫌だ」と断り、右側の友だち役の子ども等が「友だちだから付いてきた」「これ以上言うなら、親や先生に言うからね」と助けている寸劇の場面です。
この日、久留米から来ていただいて4年生の子ども等へ「子どもへの暴力防止ワークショップ」をしていただいたのは、にじいろCAPの3名の方々でした。
初めて会った人に、うそをつかれて連れていかれそうになった時の寸劇です。画面右側の悪い人役の白い上着の女性から画面中央の声をかけられた役の黒い上着の女性が距離をとり、大声を出して逃げている場面です。画面左側の子ども等は、大声を出して危険な目にあった子を助けています。
「うわぁぁぁぁぁぁぁ」と声を出す時は、低い声が良い、ということで皆で練習している場面です。高い声だと、子どもの遊び声だと勘違いしやすく、周りが気づかないことがあるそうです。画面手前に見えている背中は、鹿島市福祉課の職員の方々です。この方々にはいつも子ども等が困った時に力になっていただいています。
子どもが相談する時の電話番号も2種類教えていただきました。これは「189(いちはやく)」で、児童相談所につながる番号です。家庭内で心配なことがある子の相談にのってくれます。子ども等は、電話番号の書かれたカードをもらうことができました。
最後に一人一人が嬉しいこと、困っていること、心配なこと等について、にじいろCAPの皆さんに一人ずつ聞いていただきました。「わたしたちは、話してもらったことの秘密は守ります。でも守った方がいい秘密(サプライズのプレゼントや好きな人ができたこと等)と守らなくてもいい秘密(自分たちもそれを聞いたことで不安になること)がある。自分の安心・自信・自由が守られない秘密は、人に話して良い」と言われたことが心に残りました。
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