令和6年1月23日(火曜)朝の時間です。1年生から6年生までそれぞれの学級で読み語りをしていただきました。お話の世界に引きずり込まれている子ども等の姿が見えます。
日本の伝統的な学習方法は、本を読むことです。現在の教科書も、国語科に限らず、全て本を読む力があれば自分で理解することができます。学者の研究によれば、ことばを獲得する一番の方法は、本を読むことだそうです。子ども等の書く作文を読むと、本を好んで読んでいる子は、わかりやすく魅力的な文章が書けています。
では、どうすれば本を読む子に育つのでしょうか。親や先生が「本を読みなさい」と言う。そしたら本を読むことが好きになる。そんなことはうまくいきません。本好きな子を最初から目指すのではなく、本を読む時間と空間を好きになるように環境を整えてあげることが大切です。家庭で言えば、お母さんのひざ枕の上で、気持ちよくなりながら、読み聞かせを聞く。最初は、お話が聞きたいのではなく、お母さんのひざの上で気持ちよくしていたい。だから何度も「お話を読んで」とリクエストをするようになる。そうしているうちに、いつの間にかお話が好きになり、自分で手に取って読むようになる、という具合に本好きな子は育っていきます。「家読(うちどく)」では、そういう親子の触れ合いを大切にしていただけると有難いです。
PS 一番下の写真は「えくぼの会」のメンバーが、司書の中島聡子先生と「新1年生の体験入学」と「6年生を送る会」での読み聞かせの会を計画している様子
【おまけのクイズ】おすすめの本の紹介をしているこの先生はだれでしょうか?
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